2020年09月09日 12:05
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1598526598/
何を書いても構いませんので@生活板94
- 362 :名無しさん@おーぷん : 20/09/05(土)09:03:44 ID:8D.an.L2
- 最近源氏物語読み返したんだけど、若いころと感想変わってきた
10代の頃「光源氏マジ最低」
20代の頃「光源氏マジ最低」
30代の頃「光源氏マジ最低」
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- 40歳になった今
「光源氏女癖は確かに悪いけど自分を振った女やブスや頭弱い女、他の男の子を産んだ女すら
生活の面倒はしっかりみてる。あらゆる意味で関係保ってて何の得が?という女でも見捨てない。
出家してる女に言寄ることが無いわけじゃないが体に手は出さない。
厭味ったらしく悲劇のヒーローぶってるのはイライラするけど、割と責任感あるタイプなんじゃ…?」
「うわもう無理この女」って逃げたの源の典侍(40歳くらい年上)だけ。
そもそも平安貴族は超恋愛体質がデフォで浮気しない男なんて絶滅危惧種だし… - 363 :名無しさん@おーぷん : 20/09/05(土)09:15:53 ID:Pu.v8.L1
- >>363
>>そもそも平安貴族は超恋愛体質がデフォで浮気しない男なんて絶滅危惧種だし…
自分の夢に気になる人が出てきたから夢の中でも会いに来てくれる
つまり向こうも俺のこと好きに違いない、って脳内だからな - 365 :名無しさん@おーぷん : 20/09/05(土)09:16:50 ID:Mm.jo.L1
- >>362
光源氏は現代の感覚で見ると女々しいし
悲劇のヒロインぶって自分に酔ってる感じある(翻訳の問題かも)けど、
当時の価値観では浮気も当然なわけで、
名前忘れたけどすごいブサイクな女も見捨てないで金出して面倒みるし
かなり誠実な男だと思うよ
とはいえ前半の恋愛パートは鬱陶しいからあんまりすきじゃなくて、
後半の政治的成り上がりのパートが源氏物語の見どころだなと思うけど - 369 :名無しさん@おーぷん : 20/09/05(土)10:00:32 ID:P0.ho.L9
- >>365
末摘花ね
面倒見は良いのかもだけど、だからといって誠実とはまた違うと思う
紫の上の気の毒な晩年を思うと誠実と言いたくないな - 374 :名無しさん@おーぷん : 20/09/05(土)10:53:47 ID:8D.an.L2
- >>369
紫の上も源氏と関わらない人生のほうが幸せだったか?というと正直微妙だと思う
出家したいというならさせてやれとは思うけどそのくらいかなあ
源氏と関わったことが原因でハッキリ不幸になった女って夕顔・葵の上くらいでは
葵の上との結婚は光源氏の意思じゃないし、
まあ他の男にしとけばあんな死に方しないで済んだだろうけど
あとは朧月夜がまあ若干、けど自業自得感あるし
藤壺はそもそも桐壺帝がきっちりしないからあんなことになったわけで
六条の御息所も他の男が相手でも結局同じ様な感じだったのではという気がする
というか
実の娘をいじめて憂さ晴らしする頭中将とか
純愛貫いてるふりして自分より身分の低い女に性欲ぶつける夕霧とか
人妻ごーかんして孕ませた癖にバレたらそれを気に病んで死に逃げする柏木とか
ネチネチネチネチうっとおしい朱雀院とか
こいつらに比べれば光源氏が相対的にまともに見えてくるわけですわ - 377 :名無しさん@おーぷん : 20/09/05(土)11:12:06 ID:P0.ho.L9
- >>374
まともな人間がほとんどいなくて草
柏木も光源氏にいびられて豆腐メンタルやられて儚くなるし、その息子の薫も大概だしねw
冷泉帝も自分の出自を知ってドン引きせずに、光源氏をより慕っているしなぁ
その上で流石に冷泉帝に子どもが出来なかったのは紫式部の良心からだろうかw
コメント
相手の面倒見れば、女癖が悪いとか、女の悪口触れ回るとかが許されるわけじゃないしw
いやそりゃ源氏の女を見捨てない(経済支援する)は顔を除けば唯一の美点だからそらそうよw
他はどうしようもないクソ野郎やぞ
源氏物語は幼女育成計画として見るのが正しい
夕霧の側室は身分こそ低いけど父の部下の娘だし、知り合った経緯も現代感覚だと「部活の大会で出会った他校の子(親の職場が同じ)」だから割と普通
妻二人だけで真面目にやってきて中年ではっちゃけたけど
柏木はほんとダメすぎるからなあ
あそこまで豆腐メンタルなら最初からすんなよとしか
末摘花に関しては「かえすがえすもからころもなる」の返歌にヘドロのような感情の全てが凝縮されてる気がするなあ
それでも生活の面倒を見たのは偉いよ、うん
いまどきの女の人なら案外
源典侍みたいな生き方がいいっていう人もいるんじゃないかな
別に色好みになりたいというわけではなく(笑)なんつーかこう
全ての事にパワフルでポジティブだもん、あの人
実在しない架空の殿上人で、しかも女性様の妄想から生み出されたソレに
現代の価値観で語りだす人らってw
源氏の美点と言えば、葵上の母宮や明石の尼君のような
お年を召したご婦人方に対して、とてもやさしくて親切なところかな
おばあちゃんっ子だったことも影響しているのかもね
源の典侍に対しては、あのまま続いたとしても、源の典侍の方が源氏をあっさり振りそう
なんとなくだけど
源氏物語って平安時代のハーレクインかと思ってた
所詮ただの便利な棒役だから
※6
光源氏に助けてもらえなければ間違いなく餓死していたので幸せな方かなと思ってたけど、後の処遇を考えると最近はずっと思い続けてあげくに死んだ方が良かったのかもと思うわ。
感想は様々だけど、高校生の授業でやる必要があるのかは疑問
冷泉帝子供いるよね?
弘徽殿の女御との間に皇女一人、玉鬘の長女との間に皇子皇女一人ずつ
竹河を源氏物語として認めたくなければ別だけど
でも、物語を通してみると頭中将の子孫は皆うまい事行かないんだよね。
夕霧の子供たちも美しさと出来の良さは藤典侍腹の方が上だし。
>>3
ほんとこれ。
紫の上・明石中宮・夕霧の六の君は幼女育成ゲーみたいだし
裳着前の女の子の処遇を見てるのが楽しいかも。
雲居の雁って祖母の大宮に従弟の夕霧と育てられたけど
葵上を妃がねとして育てたのにああなっちゃったから
逆な育て方しちゃったのかなーとかね。
何をどう言いつくろっても、初っ端でやらかした「父の妻を寝取る」でアウトだと思う
あれ天皇の興味を引くための話だから
女用に書いた男向け作品だろ
チート主人公のハーレムになるのは分かるわ
理不尽な暴力事件を引き起こしてないだけでも当時としては理想の貴公子
少し前にどっかで、いわゆる源氏物語は女が書いた理想の男小説だから、いわゆるクソフェミへのカウンターになるんだ、と書いてた人がいたけど、確実に読んだことないなこいつと思ったなあ。
レスにある通り、そもそも時代が違いすぎる上に浮気しまくれるほうがいい男という平安貴族の文化は、現代とはあまりに違いすぎる上に、そんな背景しょってても光の君は完璧超人として書かれてるわけではないんだよねえ。
源氏の女君たちの中なら、花散里が一番平穏に過ごせそう。美やら子供やら関係のないのんびりおばちゃんポジション。
花散里が一番いいポジだと思うw
夜離れの心配とか経済的な心配をせずのんびり暮らしたいw
それはそうと桐壷帝の妻、弘徽殿の話を彼女目線で読みたいわ
性格に難ありとはいえ、右大臣家の総領姫として嫁ぎ、日嗣の皇子や内親王を産んだのに
ぽっと出の娘に愛情を奪われるってどんな気持ちなんだろ
妹の四の君、同母じゃないだろうけど朧月夜の姉なんだから若い頃は相当な美人だったろうに
※15
しかも実母にそっくりな人
マザコンでナルシシストで口リもババも守備範囲
兄貴の女も親友の女も身分低い女も高貴な女も大好物
美人はもちろんブスも適材適所でいただきます
平安の食い尽くし男w
安全なのはメス猫ちゃんくらいかもね
光源氏は正直そう言うの見ても未だに嫌いだけど
最愛の紫の上を自分の浮気癖で散々苦しめてタヒなせてしまったり
最期は独り寂しくタヒぬ辺りまだマシな気がする
最近のチートハーレム無双ななろう小説の主人公に比べるとだけど
みんな源氏物語の知識あるのね・・・。もう人生折り返しまで来てるのにほとんど内容に関して知らない自分が少し恥ずかしくなったわ。
※22
ぶっちゃけ原作はもちろん、現代語訳も通して読んだことある人は少ないと思うよ
今は漫画もたくさん出てるからね
とりあえず「あさきゆめみし」だけでも読んでおくのおすすめ
※8
こんなんでも女叩きがしたいのか
顔と身分だけの女たらしだなーとしか覚えてない30半ば
皆さん結構詳細に覚えているのね
もののあはれ?だかがテーマなんだっけ?
未だにそれが何なのかわからんからイケメンは正義ってストーリーだと思ってる
源氏物語は長大で描写が緻密なとこが凄いんだ
当時の文化生活が丹念に書き込まれててわかるってすごいことだよ
※19さん
そんなあなたに「十二単を着た悪魔」をオススメ
内館牧子著、まさに弘徽殿女御を主役にしたキャリアウーマンドラマです
主人公は狂言回し的に現代からトリップした男、その視点で描くので現代的感覚でもわかりやすい
単行本で読んだんだけど知らないうちに映画化決定してたみたいよ
まー当時のラノベだしねw
男→男 関係の描写が希薄だよな。
頭中将とか朱雀帝とか男キャラはいなくもないんだけど、どうも当て馬や舞台装置みたいな扱いに思える。
そもそも作者だけじゃなく、読者サイドにも男→男 関係に興味も需要も無いのか。
貴人だけじゃなく、藤原惟光や源良清みたいな忠臣もいるんだけど、どうも光源氏との関係性があっさり描かれ過ぎな気がするな。
言い方悪いけど「尽くされて当然」みたいな。忠誠を誓う理由付けみたいなのが欲しいと思うのは近代的思考なのかな。
尊い血脈の貴人には、失脚しても、大して厚遇されてなくても、臣下は尽くして当然みたいな。
男女間ではなんだか割と近代的なフリーダム恋愛のゆるい世界と、男男間ではシグルイ的というかきわめて前近代的な君臣意識が同居している、なんだか奇怪な世界に思えてしまうのです。
両方近代的ならわかる。
両方封建的ならこれもわかる。
ちぐはぐなのですごく不思議。
作者がそれに全く疑問を感じてないというのもまた奇怪な印象。
ただ、作者が描いてないだけで、男→男間の友情や忠節に値する行動はちゃんとしてるのかも。
実は主として立派なふるまいをしていたり、ちゃんと生活の面倒を見たり、万葉ばりに同性への熱い友情の歌を送ったり。
そういう脳内補完が必要な気がする。
源の典侍って、若い男にちょっかいかけるの大好きな自由奔放なおばあちゃんだっけ
源氏に逃げられても、泣き暮らすわけでも追いすがるわけでも恨みを募らせるわけでもなく「じゃあまた別の男にちょっかいかけよ」みたいな感じだった記憶
源氏も頭の中将も振り回されてて面白かったわ
源氏物語の中で一番小気味良い女性だったかもしれんw
※27さん
19です。そんな本があったのですね!まずは図書館で探してみます!
ありがとうございました!
私も花散里ポジがいいなあ。
そしてすべての映像があさきゆめみしの光の君で再生されたわ…。
文庫版どこしまったかな…
光る君は「狂言回し」で、紫式部としては多様な女性の生き方を描きたかったんじゃないのかなっておもってから、光る君の女性遍歴を生暖かい目で見れるようになったな。
今と違って、当時は父と兄弟、そして結婚後の夫とくらいしか基本男性とはコミュニケーションを取れない状況の貴族の女性の多様性を描くとしたら、そこに自由に出入りして咎められないセレブなイケメンを主役にしたんだろうなって。
あさきゆめみしのおかげで源氏物語の知識持った人はそこそこ多そう
まぁなろうハーレム系ラノベだよねw
1,000年後の人がラノベをみたら何と言うかw
※25
自分は逆に、イケメンでも許されない事多々って思った
教養高いコメ欄ワロタw
自分も40代になった&この手のまとめサイトでくそ男を見てると
アレ?光源氏ってマシじゃね?って思うようになったわ
逆に紫式部自身が聡明で父親が漢文の名手だったから男であれば出仕出来るレベルで教養があったけど
女の身であるため出来なかったことから
そういう男に頼らねばならない女の身の理不尽を書いたって説も聞いた
当時の学者先生だった父が「男だったら」嘆くくらいに出来のいい娘だった作者が
女で下級貴族という身分という浮かばれなさを平安の世で晴らすには
と模索した結果としての人物造形が源氏の君なんだろう
って見方はよく読むよな
博士を感嘆させるくらいの学識をもった、帝の血を引く美しい男が
周囲の男を見下しながら美しい恋を重ねていくという
若い時に光り輝いてた美男子の源氏が歳を取ったら嫌な中年になってくのを作者はよく書いたなって思う
設定的に言って、そこの責任を取れなくなったら貴族ではなくなってしまうのでは
読みたくなってきた。
登場人物の名前が美しいね。
いつもの男叩きだー!が※8以降全然わかなくてワロタw
そらまあ、当時の女性諸史の理想の集大成のイケメン+金持ち紳士キャラが光源氏ってキャラクターだろうからなあ。作者自身に女というハンデやコンプレックス抱えて宮中でお妃様への奉仕でしか世渡り出来ないことへの鬱憤もあっただろうけど、それ以上に当時の上流社会の女性(+一部の男性)読者層受けを狙うに狙ったんだろうなあとも思う。
今と違って大量製本の技術も出版社もないからベストセラーとかないけど、今のなろう作家みたいな皆に回し読みさせていいね評価させてちやほやされたい的な承認要求は間違いなくあっただろう。
まあお陰で、何これ面白い新しい巻物にコピペして保存じゃって感じで写し本が大量に作られて後世まで読み回されて、ほぼ完全な形で現存してるんだから大したものだと思う。
更級日記とか、いまでいう往年の名作少女漫画みたいなノリで少女時代にぞっこんではまったなんて記述が遺ってるくらいだし。太古の手写し本にありがちの伝言ゲームでの変質とか書き手の悪ふざけで二次創作的オリジナル展開ぶっ込まれるとかの被害に遭って、どれが正当かつ本来の物語なのかわからなくなってるって事に殆んどなってないのも凄い。
平安時代のことだからなぁ
※20
男も行けますよ彼は
※4
雲居の雁とこれみつ娘以外の女房にも手を出してます
※雲居の雁との結婚前
>>44
>>宮中でお妃様への奉仕でしか世渡り出来ないことへの鬱憤
その憤懣自体は理解できるけど、他国だとそのポジションですら宦官という「男」に全部取られていたからな。
「女官」「女房」とは要するに下級から中級くらいの宮中官僚や貴族の事務職。「女房奉書」という公式文書すら扱っていたし、日記だって記録文書だった。
他国の女性は「女房奉書」を扱う女性事務官どころか、文字の読み書きすら怪しいレベルだった。
欧州だと基本的に貴族女性以外は全員文盲で、高位貴族女性すらしばしば読み書きは怪しかったらしい。
※48
江戸時代ですら日本に来た外国人が町娘どころかちょっと田舎程度なら女でも読み書き計算できるのも珍しくないってことに驚愕してるんだよね
ここら最先端がいつも素晴らしいとは限らないという感じで面白い
町娘の楽しみが源氏物語のオタク本だったりパロディ本だったりするから…なぁんだ、今でも日本人の本質は変わってないジャン♪
※41
光源氏の親友兼義兄である頭中将は大貴族でありながら結構女見捨ててる
子供産ませたのに放置も複数回
マザコンな上ロリコンなのは許されたのかw
※44
後半の件は藤原定家とその一家ががんばってくれたからねえ。
どさくさまぎれに井原西鶴「好色一大男」は源氏物語のパロディでもあると書いておく。
最近だと汀こるもの『五位鷺の姫君、うるはしき男どもに憂ひたまふ 平安ロマンチカ』『探偵は御簾の中 検非違使と奥様の平安事件簿』が源氏物語ネタちょいちょい出てきて楽しいよ。
※53
間違えた。
×「好色一大男」
〇「好色一代男」
※29
源氏物語の中の男→男描写は必ず間に女を介している、男→女→男みたいな構図が多い
頭中将は源氏の正妻の葵上の兄だからそもそも義理の兄になるし
そのわりには源の典侍や末摘花を取りあったりもしてる、あと実は夕顔も
後半では頭中将の娘の雲居の雁と源氏の息子の夕霧がいとこ同士で結婚してまあ丸く収まるという
もちろん若い時は二人で帝の前で舞を披露したり、一緒に当直したりという仲の良さも別にはあるのですが
腹違いの兄にあたる朱雀帝と源氏は朧月夜を取りあってるというか共有してるし
後半では朱雀帝の娘で源氏からすると姪になる女三宮を正妻にしたりもしてるし
父親の桐壺帝との間にさえ藤壺という存在があるんですよ
部下からの忠義が絶対なのは貴族社会で一応は平安の世だからでしょうか
武家だの下克上だのは後の世の話になりますし
※52
重度のマザコンなのは確かだが別にロリコンではないな
重要なのはロリなところではなく義母に似てるところだし
高校の古文の時間
源氏物語ばかりやってられないのはわかるが
最初と最後の数行ずつ
文法上の説明だけして
作中の世界観には全く触れず
「源氏物語を味わう」はないだろう、と思った
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